転職事例/出向・転籍・退職の場合

現役転職コンサルタントが執筆します。

はじめに/大変な時代

by tensyoku on 2014年4月2日

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勤めている企業に事業がなくなり、得意な仕事がなくなれば、ほかの企業に移籍して得意分野で実力を発揮する選択が賢明な時代となりました。

企業に残るための新たな職域開拓や職能開発には、たくさんの時間とエネルギーが必要です。しかし、それほど企業は寛容で面倒見が良いでしょうか?

私たちは文字通り大変な時代の転換期に遭遇しているのです。置かれた環境、立場、役割等は、巡り合わせであり試練なのだと達観するゆとりも必要でしょう。

こちらのサイトでは転籍や出向を契機に転職を決断された方の事例をご紹介していきたいと思います。

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仕事や職業は、再度「中心的生活関心」へ

by tensyoku on 2016年11月2日

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朝日新聞の調査で、「仕事は生きがいか、義務か、収入のためか」と尋ねたのに対して、「収入のため」が57%と一番多くて、過半数を超しました。

この数値は、30代から40代では三分の二、とくに30代後半では8割近くになっています。

こういった近年の傾向は、生活関心の多様化や生活環境の変化を考えれば、当然の成り行きのように見えます。

しかしながら、生活の土台が収入によって支えられ、収入が職業活動を通して得られることからすると、生き方や人生のあり方が職業や仕事に規定される点に変わりはないでしょう。

そのうえ近年においては、雇用問題がきわめて逼迫した状況にあり、雇用不安が人々の生活に大きな影を落としています。

なるほどこれまでとは要因を異にするかもしれませんが、仕事や職業は、再度「中心的生活関心」として浮上しているということではないでしょうか。

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充実感を感じるとき

by tensyoku on 2016年10月4日

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総理府の「国民生活に関する世論調査」によると、七五年の調査開始以来、「充実感を感じるとき」としては「家族だんらんのとき」が一番多く、次が「仕事に打ち込んでいるとき」となっています。

「家族だんらんのとき」は45%前後であって、長期的に見て大きな変動はありません。

「仕事に打ち込んでいるとき」も、長い間33%前後で推移してきましたが、90年以降において20%台に低下しはじめました。

バブル経済の真っ只中にあって、働きすぎで疲労困ぱいという状況に追い込まれたためでしょうか。

逆に一貫して上昇傾向にあった「ゆったりと休養しているとき」が90年に30%を超えました。

また、同じく一貫して上昇傾向にあった「友人や知人と会合・雑談しているとき」も、32%へとはねあがりました。

仕事をしているときに充実感を感じる割合は、朝日新聞の調査によると、総理府の数値よりも低くなっています。

仕事が18%、家族が39%、趣味や余暇が38%となっており、仕事がやや低下しています。

もっとも、こういった数値が年齢によって大きく異なる点には、十分留意をしておく必要があります。

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生活に対する満足に仕事の有り様は大きくかかわる

by tensyoku on 2016年9月6日

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総合的な生活満足を規定する要因として、仕事(職業)は大きなウエイトを持っています。

逆に言えば、仕事(職業)に満足していない人の場合は、生活の全体について満足する度合いが低めになっています。

たとえば「国民選好度調査」は、「国民の満足、不満足を規定している要因は何か」を分析していますが、日本人の満足度に一番大きな影響を及ぼすものは仕事のやりがいとなっていると報告しています。

厚労省は「豊かな勤労者生活を実現するための基礎的条件に関する調査研究結果」を公表しましたが、その報告書は、「生活全体の満足度」の規定要因として「仕事・社会」が大きな影響を及ぼしていると明言しています。要旨を紹介すれば、次のようになります。

1.「生活全体に満足している者」の割合は、「満足」が5.9%、「どちらかといえば満足」が44.3%であり、五割をわずかに超えている。

2.生活の諸側面ごとの満足度として、「所得」「資産・貯蓄」「税金・社会保険料」等の経済的諸側面が極めて低く、そこに不満が集中している。

3.生活全体に満足している者と、不満足な者との間でもっともギャップが大きいのは「仕事・社会」であって、その差は60ポイントに達する。

このように、生活のあり方や、生活に対する満足・不満足を規定する要因として、仕事の有り様は大きくかかわっています。

ただし現実に目をやると、多くの人にとって、生活上の中心的関心が必ずしも仕事や職業であるとは見受けられません。

つまり日々の生活や人生のあり方が、仕事や職業活動をめぐって回転しているかとなると、一概にそうは言えそうにないということです。

特に近年に近づくにつれ、その傾向は強くなっているように思われます。

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中心的生活関心と仕事

by tensyoku on 2016年8月2日

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豊かな人生、あるいは充実した生き方と言うとき、職業生活や仕事のあり方がこれと深くかかわることは明白です。

生活の糧は、職業によって確保されています。

多くの人にとって、仕事は生きる張りになっているのです。

いったい職業と人生、仕事と生活とはどのようにかかわるのでしょうか。

社会学者のデューピン(カリフォルニア大学教授)は、すでに五六年の著作で、働くことと、そこから収入を得ることが、もはや「中心的生活関心」ではなくなりつつあると書いています。

多くの人が、「豊かな労働者」になったからです。

そのときから、時代は大きく進みました。潮流という観点からとすると、今日は、一層その傾向が強まっているということになりそうですが、さてどうでしょうか。

日本人の仕事意識については、従来から、中心的生活関心が仕事に向けられていること、仕事に生きがいを見出している者の割合が高いこと、労働倫理についても相対的に高い水準にあること等が指摘されています。

取り急ぎMOW調査によってデータをあたってみると、「仕事の中心性」に関しては八二年と10年後の九二年にもなされました。

両者にそれほどの変化は見られませんが、「仕事の中心性」の場合、仕事を「もっともとるに足らない一つ」とする回答が若干増え、「もっとも重要なことの一つ」が若干減少しています。

また何を「生きがいの対象」にしているかと問われて仕事をあげ、「仕事の目的」は何かと問われて生きがいと回答する割合は、国際比較調査でも日本は高い傾向にありました。

そのためでしょうか、総合的な生活満足を規定する要因として、仕事(職業)は大きなウエイトを持っています。

逆に言えば、仕事(職業)に満足していない人の場合は、生活の全体について満足する度合いが低めになっていました。

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「会社離れ」の極意

by tensyoku on 2016年7月5日

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サラリーマン自身、会社離れを決意し、会社離れを実践しなければなりません。

遊びはそのための術、いわば受け皿づくりなのです。中高年サラリーマン受難の時代においては、どういう処遇が待っているかわかりません。「辞め方」を心得ておけば、サラリーマンとしてもショックが少なくて済む。

「会社離れ」の極意は遊び術を習得することだと氏は言うのです。

30代にコストのかからない遊びをものにする。これつまり在職中の「会社離れ」。ライフワークとなるような打ち込める遊びが増えてくれば、早めにリタイアして遊びに専念したい。これすなわち完全な「会社離れ」と氏は定義しています。

『「会社離れ」のすすめ』を出版した沖原氏はこう言います。悲しき現実は、中高年サラリーマンだけではない。

雇用者である会社も「会社離れ」できないサラリーマンの現実に悩んでいる、と。

給与に見合う仕事がないばかりか、組織の活性化をも阻害してしまう。社員は会社に甘え、会社は会社で社員に甘えている。

つまりサラリーマンは貴重なプライベートな時間を失い、会社は貴重な生産性という効率を失っている。

日本の企業社会には、お互いの不幸な甘えともたれあいの構造ができあがってしまい、中高年サラリーマンの処遇にはどこの会社も悩んでいる。

今や、お互いに幸福への道探しをしなければならない時代になっているのです。

ところで「会社離れ」をした姿とは、どういう姿でしょうか。それは、会社・仕事、家族、仲間、遊びの四要素がバランスよく配置されることだといいます。

時間、空間においても、心理的にも、この四つの基本要素が同じようなウェイトで独立して配分されることだといいます。

いわば共生なのです。なによりも大切なことは、会社・仕事が家族、仲間、遊びのプライベート部分に入り込まないことです。会社・仕事はワンオブゼムだというのが基本的な認識になっていることだと沖原氏は説いています。

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