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現役転職コンサルタントが執筆します。

閉鎖的な職業生活の現実

by tensyoku on 2014年10月7日

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なぜ、そうもキャリアという言葉にこだわるのでしょうか。

それは、これからの生き方/働き方を考えていくうえで、キャリア概念は有意義だと認識されるからです。

言葉の詮索自体は、決して目的ではありません。よい言葉は、思索のためのよい機会を提供してくれます。

では、キャリアという言葉を通して、われわれは何を考え、何を展望することになるのでしょうか。

一言で言えば、豊かな人生とは何かを考え、充実した人生を目指してわれわれは何をしたらよいかを展望することになるでしょう。

キャリアとは、われわれが豊かな人生について考え、展望するうえで、有力な概念的枠組みを提供してくれるはずです。

キャリア・アップやキャリア・ディベロップメントとは、それ自体われわれにとって有意義なものですが、それは豊かな人生を実現していくうえでの過程のことです。真にわれわれが目指すのは、豊かな人生、有意義で充実した人生の実現です。そういったことをあれこれ思案する際、キャリアの概念は有力な示唆を与えてくれるはずです。

ただし、実際にそうなるためには、前提となる条件が一つあります。それは、わが国のキャリア概念を近年におけるアメリカのそれに近づけ、アメリカの概念から一定の学習をする必要があるということです。

日常的世界や企業社会における使われ方となると、キャリアとは業務や仕事であり、地位やポストであり、組織内の職種や職務の遍歴であったりします。

そういった点が修正され、アメリカのキャリア概念からの学習がないと、キャリア・アップやキャリア・ディベロップメント、キャリアーガイダンスやキャリア・カウンセリングやキャリアーサポートといっても、成果は期待薄です。

では、どう広がりを持たせたらよいかということになりますが、この点は先に延ばしたいと思います。ここで是非とも言及しなければならないのは、現実そのものについてです。

キャリア概念が狭隘な点については諜々述べたとおりですが、職業的経歴や職業人生としてのキャリアの中身と内容がすこぶる狭隘であるという点は、しかしながら一層気になるところです。

日本でキャリア概念が狭隘なのは、思うに、職業活動や職業生活そのものがきわめて狭隘であるがためではないでしょうか。

その現実が改善されることへの願いを込めて、その狭溢さ加減について、次回、言及してみたいと思います。

参考にしてみてください。

現役転職コンサルタント

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