転職事例/出向・転籍・退職の場合

現役転職コンサルタントが執筆します。

自らの新しいあり方

by tensyoku on 2016年5月3日

af0100003714l

戦後一貨して会社とともに歩んできた日本のサラリーマンですが、21世紀を目前にして脱会社人間、ないしは会社からの自立ということが広く言われはじめました。

今や会社員は、自らの新しいあり方を問われています。

当初このことは社会の側からの問題提起という形をとりましたが、広範囲な世論動向に影響されて、会社員個人の側でも強く意識するようになったということでしょう。

その背景は人によって異なりますが、会社帰属一辺倒主義への懸念という点では一致しています。

趣味やライフワークで自分の時間を持ち、家庭や地域にもしっかりと生活の根を張ることの重要性が意識され出したということでしょう。

沖原正也氏は『「会社離れ」のすすめ』を出版しました。

営業、商品企画、人事、物流といった業務を歴任してきた現役会社員ですが、多彩な趣味と特技を身につけています。

旅行、ヨット、ダイビング、登山、生け花と続いて、「風呂水自動停水器」で発明協会協会長賞を受賞した発明家であり、さらには農林業や物書きもこなすと紹介されています。

氏はこう主張しています。人生は一度きりである。メドがつき次第早くリタイアし、ライフワークとしての遊びに徹しよう。”楽しい人生”を送るために、と。

最高の遊びはボランティアや学問だという考え方を紹介しているくらいですから、ここでの遊びは、単なる気晴らしや享楽ではないと推察されますが、早期のリタイアという主張が出てくる背景は、人生における遊びの意義を認識しているからではありません。

中高年サラリーマンは受難の時代を迎えているという時代認識がもう一つの背景になっているのです。

現役転職コンサルタント

エグゼクティブの転職

Comments are closed.