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組織の中で職業活動を遂行する仕事人についてまわる3要素

by tensyoku on 2015年11月3日

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組織の中で職業活動を遂行する仕事人には、基本的についてまわる要素が3つあります。

「仕事」と「階層」と「人間」です。

もともと組織とは目標の体系ないしは役割の体系として編成されており、個々のメンバーはその目標体系の一部に組み込まれて仕事をし役割を遂行することが期待されます。

ノルマとか歯車という言葉で表現される組織現象はそこから派生するわけですが、目標や役割は、組織にあっては階層的に編成されています。

大局的で抽象的なものから各所的で具体的なものへ、戦略レベルのものから戦術レベルのものへと編成されているのです。

要するに組織とは階層の体系です。

したがってメンバーは、地位の序列や上下関係に組み込まれ、それをベースに仕事をし役割を遂行することが期待されているわけです。上下関係の間で板挟みになったり、権限や情報が少なくて大きな仕事ができないといったことを経験する中から、昇進願望が頭を持ちあげる。

しかし現実は思うとおりには運びません。

また組織活動は関係者の協働によって担われるわけで、これが3つ目の要素に関係します。

日常的な言い方をすれば、円滑なコミュニケーションと協調的人間関係に支えられて組織は目指す成果を実現できるのであり、チームワークを欠いては効率的かつ効果的な組織活動は実行不可能となります。

したがって組織仕事人は協働できる能力、協働させうる能力を身につけていなければならないということになります。

しかし現実には、人間関係が障壁になってこの協働がスムーズにいかず、サラリーマンであることの悲哀の相当部分がここに由来している点を、多くの経験者が語っています。

就職雑誌『ガテン』は職人の職業を徹底検証し、次の5つを魅力として掲げていますが、会社員型職業の行動様式とは好対照のようにも思えます。

 ・メシ、酒がうまく、人間らしく生きられる
 ・学歴、性別の関係なし。目の玉飛び出る高収人
 ・仕事にやりがい、評価がダイレクトで充実感あり
 ・海外進出、独立など、腕一本で夢がかなう
 ・リストラ無縁の強気稼業、手に職あればつぶしきく

なるほど、組織からの拘束といったものをほとんど感じさせない、まことに男っぽい職業。以前は見向きされることの少なかったガテンワークが「今はスゴイ人気なんです。その理由はサラリーマンのような陰気な人間関係もなく、努力次第で高収人や独立も可能なこと。なによりみんな表情が明るい」と編集長は書いています。

ある新聞の調査によると、なってみたい職業のトップは大工でした。

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