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人生を享受する姿勢

by tensyoku on 2015年4月7日

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豊かな人生、充実した生き方を目指すといっても、本人の主体的取り組みを欠いては実現は不可能なはずです。これまでわれわれは、自分の人生に対してどれほど主体性を発揮してきたでしょうか。

さてそこで、次のような10の設問に回答してください。ご自分の日常生活をふりかえって、以下のような五段階で評価してください。

+2 そうである そう思う
+1 ほぼそうである ほぼそう思う
 0 どちらでもない 
-1 あまりそうでない あまりそう思わない
-2 そうではない そう思わない

1.自分の将来に対して、夢と希望を持っている(   )
2.人生に悔いを残さないよう、日々を有意義にすごしている(   )
3.人生での可能性を求め、いろいろなことにトライしてみたい(   )
4.慣習や因習に囚われず、明日に向けてのびのび生活している(   )
5.自分の人生や生き方には、誇りと自信を持っている(   )
6.ときどきに経験する試練や難関は、人生の一里塚と心得ている(   )
7.人生は、自分の責任で切り拓いていくものと認識している(   )
8.人生や将来への生き方について、一定のビジョンを持っている(   )
9.生涯やっていきたいライフワークを持っている(   )
10.信念をしっかり持って生きていきたいと思っている(   )

さかのぼって、「自分の人生に対して主体性を発揮する」とはどういう意味でしょうか。

ここでは、その意味を三つの要素から捉えていますが、その第一は「人生享受の姿勢」です。生きることに意義を見出し、存分に生きてみようというマインドのことです。

もうちょっと内容を補って表現すれば、人生享受の姿勢とは「人生への抱負を抱き、自分の人生を豊かなものにし、大いにエンジョイしようという生活への前向きな態度」のことです。

こういった心の構えが、人生への主体性発揮(人生に主体的に取り組むこと)の礎になるという考え方です。

先に、自分の人生には自己責任原則をもって臨み、主体的な努力は不可欠なことを確認したいと書きましたが、これも「人生享受の姿勢」に支えられてはじめて現実のものとなります。

さて、先にリストアップされた10項目は、全てこの「人生享受の姿勢」に関連したものですが、あなたは、どれほどそれらの要件を充たしているでしょうか。

(イ)まず、+2、+1、0、-1、-2がそれぞれいくつずつかを教えてあげてください。
       +2=  +1=  0=  -1=  -2=
  
(ロ)次いで+2、+1、0、-1、-2という区分ごとの点数(小計)を出してください。
       +2= 点 +1= 点、合計  点(A)
       -1= 点 -2= 点、合計  点(B)

(ハ)続いて、合計点(A)と合計点(B)を合算し、トータル得点(C)を出してください。これが大きくプラスになることが期待されますが、結果はどうでしょうか。
       プラスの合計点(A)とマイナスの合計点(B)の合算=  点(C)

この10項目のすべてが「+2」であれば、「人生享受の姿勢」は十分すぎるほど十分ということになります。せめて6項目ぐらいはそうであってほしいところですが、逆に「-2」と「-1」は、ともにゼロであってほしいものです。

そもそも、人生とは享受に値するものなのかどうか。宗教家であれば別ですが、「値する」と自信を持って回答できる人はどれほどいるのでしょうか。

こういった問いかけをする人、回答しようとする人自体が少ないのではないでしょうか。

ついに生きがいを見出せず、失意のうちに亡くなった人はどれだけいることでしょう。

そういった人々から見ると、人生は享受に値しない、享受の対象にはなりがたいということになるでしょう。

世間には、一見して「すねている」と思われる人がいます。大きな失敗をしてしまったとか、何をやってもうまく行ったためしがないというこれまでの生活経験を通して、人生どうにでもなれという気分になっているのでしょう。

人生を享受しようなどとはつゆ思わず、したがってキャリアーディベロップメント等という発想はまったくないのでしょう。

しかしながら、人生享受の姿勢を持っているほうが、生きがいにはより手が届きやすいのではないでしょうか。

現役転職コンサルタント

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