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人生を主体的に生きる

by tensyoku on 2015年7月7日

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これまでは、主として会社員ないしビジネスマン、サラリーマンに焦点をあてて論述を進めてきましたが、人生で主体性を発揮するとは、誰に対しても要請されることです。

人生に対して主体的にアプローチすることなしには、誰の場合も、先ゆきの豊かな人生など保証されることはないはずです。

これからは、誰も「自分なりの世界観を築き、有意義に人生を生きようとする主体人間」であることが要請されるのです。

すでに述べたとおりですが、ここで主体性とは、次の3つの要素によって概念化されています。

A.人生享受の姿勢:人生への抱負を抱き、自分の人生を豊かなものにし、大いにエンジョイしようという生活への前向きな態度

B.生存意義の探求:生きることの意味を追求し、自らの使命や役割をそこに見出す

C.個性の発揮:自分なりの世界観と健全な思想を持ち、固有の存在性を確立する

主体とか主体性という言葉には、なんとなし哲学的な香りがついてまわります。

難解な専門用語という感じがしないでもありませんが、ここでは「行為を起こし、自ら働く発動者」といったほどの意味として使います。

人間は誰も「意識と身体を持った存在者」には違いないのですが、ただ単に存在するのではなく、自らの発意で行為し、意図の実現に向けて実践する存在という点に着目した考え方です。

そもそも主体という概念は、個人の主体的な思考と行動を回復しようという自己主張と絡みあって提起され、近代市民的個人の確立を課題として登場した概念です。

英語でいえば「subject」ですが、これには主観、自我、実体という語意のほか、「主語」という意味があります。

その主語という意味あいに、この際大いに注目しておきたいと思います。

日本語は主語を欠いている場合が多く、行為の主体や責任の所在が不明瞭になっているとよく言われます。

誰が、どんな目的のために、何をするのか。これからの日本社会においては、これをはっきりさせることが不可欠です。

企業人もまた、主語のある日本語を使うようにすることが必要でしょう。

こういう人々こそ、文字通り「個意識にめざめた人間」と言ってよいでしょう。自分をしっかりと確立しているわけですが、それは「人間としての大切な基準」に支えられ、「広く地球規模の幸福」を展望できる素養と関連します。

現役転職コンサルタント

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