転職事例/出向・転籍・退職の場合

現役転職コンサルタントが執筆します。

中心的生活関心と仕事

by tensyoku on 2016年8月2日

af0100003714l

豊かな人生、あるいは充実した生き方と言うとき、職業生活や仕事のあり方がこれと深くかかわることは明白です。

生活の糧は、職業によって確保されています。

多くの人にとって、仕事は生きる張りになっているのです。

いったい職業と人生、仕事と生活とはどのようにかかわるのでしょうか。

社会学者のデューピン(カリフォルニア大学教授)は、すでに五六年の著作で、働くことと、そこから収入を得ることが、もはや「中心的生活関心」ではなくなりつつあると書いています。

多くの人が、「豊かな労働者」になったからです。

そのときから、時代は大きく進みました。潮流という観点からとすると、今日は、一層その傾向が強まっているということになりそうですが、さてどうでしょうか。

日本人の仕事意識については、従来から、中心的生活関心が仕事に向けられていること、仕事に生きがいを見出している者の割合が高いこと、労働倫理についても相対的に高い水準にあること等が指摘されています。

取り急ぎMOW調査によってデータをあたってみると、「仕事の中心性」に関しては八二年と10年後の九二年にもなされました。

両者にそれほどの変化は見られませんが、「仕事の中心性」の場合、仕事を「もっともとるに足らない一つ」とする回答が若干増え、「もっとも重要なことの一つ」が若干減少しています。

また何を「生きがいの対象」にしているかと問われて仕事をあげ、「仕事の目的」は何かと問われて生きがいと回答する割合は、国際比較調査でも日本は高い傾向にありました。

そのためでしょうか、総合的な生活満足を規定する要因として、仕事(職業)は大きなウエイトを持っています。

逆に言えば、仕事(職業)に満足していない人の場合は、生活の全体について満足する度合いが低めになっていました。

現役転職コンサルタント

エグゼクティブの転職

Comments are closed.